「移動祝祭日」アーネスト・ヘミングウェイ

作家たちが残した、パリについての「断章」

パリを題材にした小説やエッセー、ノンフィクションなどから、パリについて思いをはせたり、パリでの暮らしだったり、主人公が感じたパリというもの、などなど・・。 図書館や書棚の奥から引っ張り出してきた名著の中から、心に残るフレーズを見つけました。  

「移動祝祭日」アーネスト・ヘミングウェイ “A Moveable Feast” Ernest Miller Hemingway

もし幸運にも、若者の頃、パリで暮らすことができたなら、その後の人生をどこで すごそうとも、パリはついてくる。 パリは移動祝祭日だからだ。
ある友へ アーネスト・ヘミングウェイ 一九五〇年
~アーネスト・ヘミングウェイ「移動祝祭日」から
 
アーネスト・ミラー・ヘミングウェイ(Ernest Miller Hemingway 1899/明治32 – 1961/昭和36)
アメリカの小説家。1922年1月から最初の妻ハドリーと5区のカルディナル・ル モワーヌ通り74番地のアパートで2年ほど暮らし、翌年23年1月には6区のノートルダム・ デュ・シャン通りに転居した。「移動祝祭日/A Moveable Feast」1960年までに本人によってまとめられていたが出版 には至らなかった。1964年、四番目の妻 メアリー・ウェルシュ・ヘミングウェイの手に より編纂され、共通の親友だったライターのA・E・ホッチナーの提案により「移動祝祭日  / A Moveable Feast」とタイトルされた。

パリの地図 1920年/gallica.bnf.fr

   

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